ハンドメイドが紡ぐ、等身大のRealityへの旅

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「色と立体で考える人財の多面性と創造力①」

突然ですが、皆さんは、万華鏡はご存知ですよね?
鏡と光の原理を利用した万華鏡はとても奥深く、他者の心の中にある考え方や、
捉え方を伝えてくれる「心の鏡」のようだなぁ。。そんな風に私は感じます。

万華鏡の光と色を思い起こして頂いたところで、皆さまに質問です。色の混色原理で
「加法混色」「減法混色」という言葉をご存知でしょうか?加えているのに、まだ
混入するの? そこから減らすのに混色って?という文字だけ読むと、ややこしい
なぁ!と思う名前ですが、色彩検定に出てくる混色方法なので覚えているとお得です!(笑)

簡単に言うと、

①加法混色(例:同時加法混色/継時加法混色/併置加法混色などがある)
 → 混色後の色が、もとの色よりも明るい  

同時加法混色 → 色光の重ねあわせ  
二つの色ライトを重ねあわせると
重なった部分は、両方のライトの
光があたるので、明るい色になる。

 

併置加法混色例 → 色糸の織り合わせ等 

異なった色の糸を使った織物による
混色2色の色糸が交互に織り込まれる
ことで色柄が見れる混色方法
(モザイク画、カラーテレビなどもある)

 

②減法混色 → 混色後の色が、もとの色よりも減少する

色が異なる2枚のフィルターを重ねて 
透かして見ると重なった部分が暗くなる。
フィルターを重ねる事で、光が吸収され、
もとの色よりも暗くなる混色方法

 

絵具の混色の例

絵具を混ぜて使うともとの色よりも
暗くなる減法混色が基本ですが、絵具の
場合は塗った表面で絵具の顔料が不規則に
並ぶ、織物のように併置加法混色が生じる
こともあり、混色の結果を予測するは難しい

 

 

以上が、色の混色についての基本的な原理です。

なぜ、このお話をしたかというと、加法混色でも減法混色でも言えることは、
光の重なり具合や、透過性、混色する色の加減や位置、粒子性など、形状、形態
角度が変われば、色の見え方が変わるという考え方を持って頂きたかったからです。

それと同じことが、ファッションのコーディネートでも言えます。

よく、似合う色のお話があると思います。似合う色という考え方は基本的には
間違ってはいませんが、人の顏の色は体調や、お化粧、その時の場の雰囲気に
よっても変わります。また、似合う色は、歳を重ねるにつれて、その方の人生観が
表情にも表れ、体格の変化(背中が曲がってきたり、お腹が出来てきたりetc…)
よっても、似合う色は変化して行きます。 お腹が出てきた方に淡い色を使うと、
威圧感はなくなりますが、膨張色でもあるので、余計に締りがなく見える事もあります。

また、暗い色をボトムラインに持ってくると、細身に見えるようでいて、併せて
いるトップスの色やアクササリーによっては、余計に下半身の重たさが目立つ事も
有ります。ですので、似合う色というは、その時々によって変化するものだと、
理解して頂いた方が、 ご自身の世界感が広がります。

織物だと、朱子織という代表的な織り方をすると、織物に光沢感を表現
する事が出来ます。もちろん、光沢感を表現する技法ですので、光のあたる
角度によって、光沢の度合いも変わります

そのため、裁断して頂く時には、一枚の製品が同じ光沢感になるように、
裁断方向を一方方向に裁断するのが基本になります。そうするとどうなるのか?
生地の用尺(使用する生地の大きさ)が長く成ります。逆に、型紙を空いている
隙間に縦方向中心で、天地逆方向から無駄なく裁断できれば、生地の用尺は短くなります

例: A:差し込み裁断(縦方向の天地逆での型紙の裁断方法)で、 1.5 M
       B:一方方向裁断(縦方法の天地も一方方向のみの裁断方法)で、2.5M

               

 

 

などです。少し判りやすいように極端に配置してみた図です

この生地値が、1m=1,000円だったら?その1,000円余分にかかる費用を、
どこから捻出しますか?もし、皆さんが、ハンドメイドで洋服やバッグ類を
創られていたとしたら、一番費用が安くなっているコストは何処でしょうか?

ご自身でデザインを考え、縫製や雑務(生産管理)をされる時間給ではないで
しょうか?逆に、自身の時間給をそのままにした際は、生地や付属品を取り扱う、
生産メーカーが一番安いコトになるのでは? 結局は、何処に重きを置いても、
適正な価格での販売でないと、人財が一番安いコストを強いられるというコトですね。

良い素材を使い、他の方との異なる商品を捻出すればするほど、
モノが溢れている現代では、コストを安くする方法を考えなけければなりません。
そうすると、どなたでも買える素材や、デザインになる可能性が高い=価格競争=
売上の減少=更なるコストダウンが一般的な方向性です。

ここから、どう適正価格で利益を上げていけるかを考えるのかがとても重要ですね。

そうした方法を知り、考える術に長けている方々は、多面的にモノゴトを捉え、
人財育成に力を入れている方々が多いのが特徴です。(未熟な私が語るのは恐縮ですが。。)
特に、人財育成に大切なコトは、多面性と創造力を引き出す術を知るコトのように、
私は感じています。

いかがでしょうか?このお話には、まだまだ続きがありますが、今日はこのあたりで。。

今回の色の混色方法の例のように、原理だけを知り、理解してしまうと、表面的な
理解となり、本質を知る事は出来ません。ただ単に、技法を覚えるのではなく、
そうした技法は、どのような所で活用されているのか? その技法の長所や短所は?
そうした探究心を養うコトで、新たな考え方やモノ創りに大切なデザイン(設計)が
浮かんできます。

色を捉える「視覚」は人間が備える五感の中で、情報を認知する機能の8割を占める
機能です。その為、一般的に表面的に人、モノ、コトを捉える事例が多いように、
私は思います。

色で例えるなら、赤を着る人は「派手そう」「わがままそう」などです。

色の心理やイメージは、とても奥深く、歴史の背景や国によっても異なります。
古来の日本での赤は、「明らかな」、「まったくの」いつわりのない、「赤心」や、
鮮やか=「美しい」の同義語となったなどの背景もあります。そうした歴史や、
国の背景も視野に入れながら、多面的に人、モノ、コトを捉えて欲しいと思います。

出来るだけ皆さまも、他者様の考え方や意見を聴かれる前に自身で考え、
事前に自身でリアルに確認し、自身の考えのもとに、他者様の意見を聴かれる
ようにしてみて下さい。そうする事で、見えていなかった大切なコト
見えてくるように、私は思います。

初回のお話が長くなりすぎましたが、次回からは、色と立体で考える人財の
多面性と創造力 ① は今後開催予定の、カラー及び、デザイン講座の中で
お伝えしていきます。また、以下の課題(立体)「創造力」の鍛え方は、
モノ創りを通じたワークショップ形式でお伝えして行きたいと思います。
まだ準備中のため、少しお時間を頂きますが、ご興味がありました際は、
催促Mailをいただけましたら、幸いです。(笑)

では、次回、リアルで皆さまにお話をさせて頂く予定の
色と立体で考える人財の多面性と創造力①テーマの
課題(立体)「創造力」入門編課題として、以下の方法を
考えて見て下さい。

① :一枚の紙があります。そのを使って立体を作って下さい。
方法は問いません。正しい答えもありません。出来るだけ
  簡単な方法で、面白い立体形を考えてみてください。

   

 

② :一枚の布があります。そのを使って立体を作って下さい。
方法は問いません。正しい答えもありません。出来るだけ
  簡単な方法で、面白い立体形を考えてみてください。

 

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