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Podcast 天藍

Podcast 「天藍 編」

2021/1/11 「天藍 編」を下記にて録音しています。今回の色名の「天藍」は

「冠位十二階」が制定された604年1月11日1月11日 を踏まえて、セレクトして

みました。そんな意味深い日のテーマ「天藍(てんらん)」色は、冠位十二階で、

仁の位の徴された「青=藍色」であった事を踏まえながら、お伝えしてみました。

 

ところで、今日のアイキャッチ画像は、皆さまのイメージ通りだったでしょうか?

前回の「浅縹色」に使わせて頂いた画像と似ていますか?または、創造していた

よりも、寒々しい「天藍」だったでしょうか? また、皆さまは青空が観える原理は

ご存知ですか?簡易的にお伝えすると、光=電磁波=波長=短波長(青い光)=

散乱(ちりや水滴などの細かい気体分子にあたり光を散らばす)という原理から、

青空は散乱した短波長の光によって、青く見える。という事、ご存知でしたか?

 

こうした原理を踏まえて、この画像を選びました。

 

そして、太陽光をうける物体が白である場合は、ほぼ、全ての色を反射する事から、

この画像では、空と、海との境界線が白くなり、きれいなグラデーションになって

いるのが観えますか?このグラデーションの画像から観えてくる、天と地の関係性を

表した色が、藍色であるように思えたことからも、この画像を選びました。

詳しい事は、また、おいおいのBLOG内にてお伝えしていきます。

 

注:上記の参考画像は、画像モニターによって、色の見方は異なります。

Anchor Podcast 「天藍 編」

https://anchor.fm/mao.archaichic/episodes/ep-eoovaf/a-a4ao06c

 

今日は、「天藍」の色にも深く関連している、日本古来の色によって識別した階級制度を

海外の階級制度と一緒に比較しながら、紐解いてみました。やはり、海外でも、色は

人の職位や立場を識別する階級に深く関わった事が、歴史上の文献からも読み取れました。

各国も、文化や宗教上の違いなども踏まえ、格差を識別していた事、また、ヨーロッパの

ある時代では、黄色は土の色汚れた色であり、身分の低い人が着る服の色として人気が

なかった事も観えてきました。

 

そうした、差別的要素が昨今では、これまで以上にシビアとなり、サスティナビリティ=

持続可能な社会=誰一人取り残さない未来に向けた開発目標=SDGsという指針が

設けられました。そして、そうした開発目標は、本来、人として、人と人とがより良く

暮らし、生きていく中で、日常の中に本来はあるべき当然の思いであり、道徳心で

あったのでは?という問い掛けも込めて、発信させて頂きました。

 

特に、日本では、冠位十二階が制定された時、これまでは豪族などが、能力に関係なく

権限をほしいままにしていた時代を問いかけ、地位に関係なく「天皇」のために働く、

能力ある方々を、役人として定めるため、位を授けた事が始まりです。この時代では、

天皇=公家の存在は「神」の領域であった事からも、現代で言うなれば、私達の住まう

場所を提供してくれている「地球環境」を示しているように、私は感じます。

 

これからの時代は、人と地球環境との共存について、今まで以上に真摯に向き合いながら、

人と人とが、より良く暮らしていける場所創りについて、それぞれの地域で暮らす方々も

一緒に問いかけていく必要があるように感じました。その中で、自身が出来る事として、

ファッション=繊維=モノづくりに携わり、また、古来からの伝統技法での恩恵も受ける

事が多い事、そして、両親の代から関わってきた、小さな事業者が寄り添い、支えてきた、

地域産業を大切に思う事からも、現場の在り方や、使い手である方々との関わり方について、

問いかけて行きたい。そうした思いから、お伝えさせて頂きました。

 

今回は、「天藍」という色をテーマに取り上げさせて頂いた事もあり、ジャパンブルーと

言われる藍染のブルー、岡山デニムのブルーを取り上げてお伝えさせて頂きました。

 

その問いかけの中で、SDGsの開発目標で良く言われる、自然環境問題にも関わる

観点から、染色という文化、技術を、皆さまはどう捉えていますか?また、基本、

染色という作業は、水をたくさんつかいます。ただ、その中でも、洗うほどに色が

良い色になる、本物の天然染色で、長く愛用できる製品もあれば、逆に水では

色落ちしずらい分、太陽光では色褪せる化学染色の安価な製品もあるという事も

お伝えさせて頂きました。ざっくりとした区分けですが、そうした2つの染色が

あった場合、どちらが、本当の意味での環境負荷の軽減に繋がっていると思いますか?

という問いかけについて、答えは、皆さま次第だとお伝えさせて頂きました。

 

理由は、人が住まう社会も、自然環境も全て、循環しているからです。

 

循環しているからこそ、作り手である方々だけが自然環境に良い事、地域産業や

コミュニティにとって良い事をしていても、受け取る側であり、また、使い手である

方々、言い換えれば、購入した製品に携わるお仕事をされていない方々が、他の製品で

作り手が創ったモノやサービスを大切になければ、いくら環境に良い素材や、製品、

サービスを提供しても、別のところで負荷がかかっていくからです。

 

例えば、天然の蒅から藍をおこし、染められた製品を長く愛用していたとしても

別の衣料品や、家電、飲食関連で、住まう人や、地域、自然環境にとって負荷の

ない生活=簡単に捨てない、破棄しない、購入する時は、長く愛用出来るか?を

問いかけながら購入出来ているか?次第だと言う事です。

 

又は、丁寧に扱いながら、大切な方に譲る、新たに作り直すなどのライフスタイルを

心がけていない限り、せっかくの貴重な製品やサービス、そうした製品やサービスを

生み出す企業がいくら頑張っても、他のモノやサービス、地域コミュニティに負荷が

かかっていれば、他の製品で行った良い心がけも、別の製品で大切にしなかった行為が

まわりまわって、環境に配慮した場所にも、負荷がかかって行きます。

 

例えば、新しい技術を取り入れ、水の使用量が少ない染色機器を導入しても、結局は、

海外からの安価な製品や、偏った地域に特化した開発品だけを求め続けていけば、

高価な機器を取り入れた先は、同じようにそうした機器を購入した先との価格競争となり、

設備投資だけで終わる可能性があります。また、そうした新しい試みをした場所で働く

方々の居場所もまた、無くなっていきます。特に現代では、機器も昔のように長く活用

できる機器は少なく、繊細なコンピューター機器が多いため、機器自体の寿命も短く

なってきています。そうした機器は、生産者が廃業すれば、破棄される可能性が高く、

自然環境に負荷をかける事に繋がります。そうやって、いつかは、何処かに必ず

負荷がかかってきます。

 

と言っても、こうしたコロナ下での時期では、使い捨てマスクが主流です。また、

良い製品ほど、高価であり、簡単に手に入れれるものでもありませんし、直ぐに

これまでのライフスタイルや、使ってきたモノやサービスを変える事も難しいと

思います。だからこそ、小さな事から初めてみましょう。

 

それは、何が先とかではなく、ご自身で出来る事からです。何も、モノやサービス

だけではありません。SDGsの開発目標は、モノやサービスだけでない事を、国連の

ページから観て下さい。平等な社会や、教育、差別をしないなど、普段から、人に

対する心がけも記載されています。そうした事が、持続可能な社会に繋がるのか?

という疑問もあるかと思いますが、皆さまが暮らしやすい環境を想像してみて下さい。

 

朝起きて、玄関を開けた時、顔を合わせた隣近所の方々から「おはよう」っと

挨拶されるだけで、その日一日は、良い事ありそうに感じませんか?そんな

町づくりも大切な事です。住まう人が「おはよう」の挨拶も出来ない、そんな

居心地の悪い場所には、持続可能な社会は訪れないのですから。そんな、

たった一言が、地域産業で頑張っている方々との対話を生み、その場所にあった

観えていなかった技術を知ってもらえる。また、サービスの良さを知っていただける

きっかけになる事もあるのですから。今の時代は、使い手の方々が、新聞や雑誌

以上に発信できる時代です。少しでも、良い笑顔に出会えた時は、伝えてみて下さい。

 

天と地、双方の藍を彩る画像をセレクトした意味を、

なんとなくでも、ご理解いただけたら、幸いです。

 

 

 

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