

海外のライフスタイルから紐解く日本の過去と現在
先日、イタリアの巨匠 アキッレ・カスティオーニさんの学びを
伝えて頂くセミナーに参加させて頂きました
その時のセミナーでとても、学び深かったのは、多面的にかつ、本質的に捉える学び方でした
実際に、色んなアイデアから生まれた作品を手にとりながら
講義に参加された方々に「なぜ、このデザインは優れているのか?」を問いかける学びです
その時のセミナーで、例として挙げて頂いた
腕時計のお話を少し抜粋して皆さまにもお伝えさせて頂きます

腕時計は、機能的でファッショナブルなデザインは沢山あります
普通は「この腕時計のデザインの何が良いのか?」
と問われたら、皆さんも見た目「色、柄や、素材」を指摘されると思います
ですが、
アキッレ・カスティオーニ氏は、モノに焦点をあてるのではなく
「つかう人」にとって、何が最も良いデザインなのか?
そうした問いかけをされる方だったと教えて頂きました
腕時計の最も優れたデザイン箇所は
人間が使いやすい「腕」という位置に焦点をあてて考えられた事だそうです
そうした「つかう側の=人」へのアプローチとなるデザイン思考が
今は失われつつあるのではないか?という問いかけを、
アキッレ・カスティオーニ氏のデザイン思考から学ばせて頂いきました
そうしたアキッレ・カスティオーニ氏のデザイン思考の学びでは
実際に五感で感じながら、ゆったりとした環境下の中で、人と人とが触れ合いながら
学び逢って行く事の大切さを教えて頂きました
また、実際のモノや人と触れあわずに仕事を行う(PC1台で仕事が出来る環境)にも
疑問を投げかけてくれました
特に日本人は、とても正確で几帳面な事もあり、
電車が遅れる事は滅多にない事を例に上げながら、イタリアとの違いを問いかけていました
イタリアや諸外国では30分遅れるのは普通ですので
そんなゆったりとしたライフスタイルが、本来の人間らしいで過ごし方である中、
このまま日本が今以上にAIと同様の正確さと情報処理能力を求められた時、
極限のストレスに耐える事が出来るのか?という疑問と警鐘を伝えて頂きました
機械化が悪いのではなく、そうした真面目で几帳面な日本人の特性を活かしながら、
本来のモノ創りは、腕時計の例にあったように、「つかう側の人」に焦点をあて、
個々のライススタイルを踏まえながら、AIにはない、人間らしい学び逢いが必要では?
というお話に、私は共感させて頂きました
今後は、諸外国のライフスタイルや文化、歴史を紐解きながら、諸外国の方々が訪れる場所で
お互いの文化や歴史を学び逢いながら、本当の意味でのデザイン思考に繋がる
仕事が出来ればと思います
もし、このお話にご興味がございましたら、以下のURLをクリックしてみて下さい。
皆さまも、良いご縁にと共に、学び逢いの素敵な場所へと繋がって頂けたら、幸いです。
https://www.mebic.com/event/7021.html
お伝えさせて頂いた学びから、今後の活動では
諸外国の歴史や文化、ライフスタイルを伴ったファッションについて紐解きながら
日本らしい技術と文化を踏まえたデザインを心がけたいと思います
また、諸外国の良い所も取り入れて行く際、
特にファッションに関連する衣(医)・食・住
などのお話をまじえたブログや、ワークショップ等でもお伝していきたいと思います
そうしたお話をお伝えしていく中でも得に
アキッレ・カスティオーニ氏のデザイン思考から学ばせて頂いた
「つかう人」=「顧客」にとって良いデザインとは?を踏まえ
世界的なトレンド傾向となっている
サスティナブル、エシカル、SDGsを知る上で必要となってくる
「つくる責任、つかう責任」についても、お伝え出来れば
幸いです
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